ahamo(アハモ)はキャリア決済のspモード決済に非対応。d払いとドコモ払いは使える
このページでは、ahamoがドコモキャリア決済のd払いとドコモ払い、spモード決済(spモード コンテンツ決済サービス)に対応するかどうかについてまとめています。
ahamoはd払いとドコモ払いが使えるが、spモード コンテンツ決済サービスには非対応
ahamoはドコモのキャリア決済であるd払いとドコモ払いに対応していて使えますが、spモード コンテンツ決済サービスには対応していません。
プラン | 利用できる決済サービス |
---|---|
ahamo | ・d払い(街) ・d払い(ネット) ・ドコモ払い ・コンテンツ決済サービス(Google Play) ・コンテンツ決済サービス(iTunes) |
5Gギガホ/5Gギガライト ギガホ/ギガライト ケータイプラン/キッズケータイプラン | ・d払い(街) ・d払い(ネット) ・ドコモ払い ・spモード コンテンツ決済サービス(dメニュー掲載コンテンツ) ・spモード コンテンツ決済サービス(Google Play) ・spモード コンテンツ決済サービス(iTunes) ・メロディコール音源利用料 |
また、決済サービスを利用した際の通知先や決済サービスを利用する際のパスワード、Google Playでの決済時の認証方法もahamoは異なっています。
プラン | 決済サービス利用時の通知先 | 決済サービス利用時のパスワード | Google Playでの決済時の認証方法 |
---|---|---|---|
ahamo | SMS宛 | ネットワーク暗証番号 | ネットワーク暗証番号 |
5Gギガホ/5Gギガライト ギガホ/ギガライト ケータイプラン/キッズケータイプラン | メッセージR宛 | ・ネットワーク暗証番号 ・spモードパスワード | spモードパスワード |
ahamo以外のプランは決済サービスを利用した際の通知先はメッセージRあてなのに対し、ahamoではメッセージR自体が廃止されるので決済の通知にはSMSに届きます。
パスワード認証についても、spモード自体が廃止されspモードパスワードが使えなくなってしまうので、ネットワーク暗証番号での認証となります。
ahamoがspモード コンテンツ決済サービスに対応しないことで注意しないといけない点
ahamoがspモード コンテンツ決済サービスに対応しないことで注意しないといけないのは、マイメニューに登録しているコンテンツが自動退会される点。
利用しているコンテンツによっては、過去に利用していたデータなどが消えてしまう場合もあります。
例えば、現在マイメニューのファンクラブサイトの会員費をspモード コンテンツ決済サービスで支払っている場合はahamoに変更すると自動退会になってしまうので、ahamoに変更する前に支払い方法の変更を済ませておきましょう。
現在登録しているマイメニューの一覧の確認方法を以下に説明します。
まず、スマホもしくはパソコンからdメニューにアクセスします。
dアカウントのログイン画面が表示されたら、dアカウントのIDとパスワードを入力して「ログイン」をクリック。
「マイメニュー一覧」に現在マイメニューに登録しているコンテンツが表示されるので、ahamoに変更した際に自動解約させたくないコンテンツをspモード コンテンツ決済サービス以外の支払い方法に変更します。
また「継続課金一覧」の項目も開き、ahamoに変更後も引き続き利用したいサービスがあればspモード コンテンツ決済サービス以外の支払い方法に変更しておきましょう。
ahamoではGoogle Playで決済する際の認証方法が変わる
spモード コンテンツ決済サービスはdメニューだけでなく、Google PlayやiTunesの決済方法としても選ぶことができます。
そのため、ドコモの従来のプランからahamoにプラン変更するとGoogle PlayとiTunesの決済方法もspモード コンテンツ決済サービスからahamo用のコンテンツ決済サービスに変更になります。
とはいえ決済方法が変わるといっても購入方法自体は同じで、決済時の認証方法がahamo以外のプランではspモードパスワードを利用していたのが、ahamoではネットワーク暗証番号に変わるだけなので特に大きな問題ではないです。
ちなみに、iTunesもspモード コンテンツ決済サービスに対応しているので、ahamoに変更するとspモード コンテンツ決済サービスは利用できなくなりますが、iTunesの場合はGoogle Playと違って決済時の認証方法に変更はなくahamoに変更する前と同じ手順で決済できます。
支払い方法をspモード コンテンツ決済サービス以外に変更すると会員情報のデータ引き継ぎができない場合がある
ahamoに変更する前に支払い方法をspモード コンテンツ決済サービスからクレジットカードなどに変更する場合、多くのコンテンツでは会員情報のデータが引き継がれます。
ですが、一部のコンテンツではspモード コンテンツ決済サービスで支払っていると他の支払い方法への変更をすることができないものがあるのも現状。
例えば、月額料金が330円のジャニーズの有料モバイルサイト「Jonny’s web」は、ahamoにプラン変更することでspモード コンテンツ決済サービスが廃止され、翌月月初に自動退会となります。
そして自動退会後は改めて新規会員登録をする必要がありますが、ここでネックになるのがステージ特典です。
Jonny’s webには会員継続期間に応じたステージがあり、ステージ段階によってブログなどのコンテンツのバックナンバーを閲覧できる記事数が増えます。
ステージ | 会員継続期間 | 閲覧できるバックナンバーの数 | オリジナルグッズ |
---|---|---|---|
1stステージ | 1ヶ月~8ヶ月 | 6件 | なし |
2ndステージ | 9ヶ月~16ヶ月 | 7件 | あり |
3rdステージ | 17ヶ月~30ヶ月 | 8件 | あり |
ファイナルステージ | 31ヶ月以上 | 9件 | あり |
現在Jonny’s webの月額料金をspモード コンテンツ決済サービスで支払っていてahamoに変更後に自動退会→再度新規会員登録した場合、上記の会員継続期間に応じたステージがリセットされて1stステージからになってしまいます。
ここではJonny’s webを例として挙げましたが、他にも同じように自動退会からの再度新規会員登録で長期利用の優待が受けられなくなるマイメニューもあるはずなので、ahamoに移行する前に確認しておきましょう。
ahamoでは利用者の年齢に関係なく年齢制限のある商品やサービスを取り扱う加盟店では使えない
ahamo以外のプランは、年齢制限のある商品やサービスを取り扱う自分のd払い・ドコモ払い加盟店では、利用者の年齢がその基準を満たしていない場合に利用できないという制限があります。
逆に言えば、年齢制限のある商品やサービスでもその年齢を上回っていれば利用できるということです。
これがahamoの場合、利用者の年齢に関係なく年齢制限のある商品やサービスを取り扱う加盟店ではドコモのキャリア決済を利用することができません。
例えば利用者の年齢が35歳でも、ahamoに変更すると18歳未満禁止のコンテンツを利用できなくなります。
d払い・ドコモ払い・spモード決済の違い。おすすめはd払い
なお、ドコモのキャリア決済にはd払いとドコモ払い、spモード決済の3種類あり、それぞれどのような特徴があってどこが違うのか分からない人もいるかもしれません。
違いをまとめると以下の通り。
d払い | ドコモ払い | spモード決済 | |
---|---|---|---|
ドコモ契約 | 不要 | 必要(spモード契約もしくはiモード契約) | 必要(spモード契約) |
支払い方法 | ・電話料金合算払い ・ドコモ口座残高からの充当 ・クレジットカード払い ・dポイントからの充当 | ・電話料金合算払い ・ドコモ口座残高からの充当 | ・電話料金合算払い |
dポイント付与 | 〇 オンライン:100円につき1ポイント 実店舗:200円につき1ポイント | × | × |
dポイント使用 | 〇 | × | × |
使える場所 | 実店舗、ネットショップ、オンラインゲーム | ネットショップ、オンラインゲーム | dメニュー掲載コンテンツ、Google Play、App Store、Apple Music、iBooks、iTunes、iCloudのコンテンツ |
利用限度額 | 電話料金合算払い:最大で100,000円/月(年齢と契約期間により異なる) クレジットカード払い:クレジットカード限度額 ドコモ口座からの充当:ネット決済は100万円、バーコード決済は49,999円 dポイントからの充当:保有しているdポイント内 | 電話料金合算払い:最大で100,000円/月(年齢と契約期間により異なる) ドコモ口座からの充当:ネット決済は100万円、バーコード決済は49,999円 | 電話料金合算払い:最大で100,000円/月(年齢と契約期間により異なる) |
spモード決済は、使える場所がdメニュー掲載コンテンツやGoogle Play、App Storeなどに限定されるので特に迷うことはないと思います。
d払いとドコモ払いはサービス名が似ているので同じサービスと思いがちですが、実は違いが結構あります。
まず、ドコモ払いはドコモの契約が必要なのに対しd払いはドコモ契約が不要で、dアカウントさえ持っていれば利用できます。
次に支払い方法を比較すると、ドコモ払いは電話料金合算払いとドコモ口座残高からの充当のみ。
それに対して、d払いは電話料金合算払い・ドコモ口座残高に加えクレジットカード払いとdポイントからの充当も選べるのがポイントです。
使える場所についても、ドコモ払いはネットショップやオンラインゲームといったオンライン上での支払いにのみ使えますが、d払いはオンラインだけでなく実店舗でも使えます。
また、ドコモ払いを利用してもdポイントは付与されないのに対し、d払いはdポイントが付与されるのも大きな違い。
なおd払いはdアカウントと紐付けされていて、ahamoに移行しても手続きをすればdアカウントを引き継げるためd払いも利用できます。
dアカウントを引き継げるahamoでは、そのdアカウントで貯まっているdポイントもそのまま引き継がれるので安心。
まとめると、ahamoでドコモのキャリア決済を利用するなら支払い方法が充実していて使うとdポイントも付与され、オンラインだけでなく実店舗でも使えるd払いがおすすめです。
まとめ
ahamoはドコモのキャリア決済のd払いとドコモ払いには対応するものの、spモード コンテンツ決済サービスには対応しません。
現在ドコモの従来プランでspモード コンテンツ決済サービスによる支払いをしている人は、そのままahamoに変更すると自動退会になってしまうので、ahamoに移行する前に支払い方法を変更していることをおすすめします。
また自動退会になると再度新規会員登録する必要があるので、これまで受けられていた長期契約の特典が適用されなくなる可能性もあるので、気になる場合はコンテンツ提供者に確認しましょう。
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